【こんな症例も治りますシリーズ 854】『 ウサギの急性化膿性外耳・中耳炎 』も適切な診断と治療で治します

↑ 上の写真は、ウサギの頭部CT検査画像です。

■ 向かって右の黒矢印は、耳の外耳と中耳に液体が入っている状態です。

■ すなわち、耳全体に炎症が起こって膿が溜まっている可能性が高い像です。

 

参照サイト:

https://00m.in/mjMLy

 

 

うさぎ  11歳 オス(未去勢手術)

 

 

【 今日の昼頃から急に右耳を痛がっている 】というウサギちゃんが来院されました。

 

 

 

◆◆ ウサギちゃんの身体検査をしてみると顔を右側に傾けていて、耳を見てみると右耳から白色のチーズの様な汚れが耳道から大量に出ていることがわかりました。

 

 

 

■ この耳垢を培養検査に出してみると、『 緑膿菌が検出 』されたため、この菌により外耳炎になっていることがわかりました。

 

 

 

■ 緑膿菌は環境中に広く分布していて、免疫力が低下した時や高齢の動物さんは感染しやすくなります。

 

 

 

■ 緑膿菌は抗菌薬の耐性がつきやすい(抗生物質が効かない)ことが知られており、『 今回検出された菌も様々な抗生剤に耐性を持って 』いました。

 

 

 

■ 今回は何度か通院していただき、耳の洗浄をすることで汚れがほとんど出なくなりました。

 

 

 

 

 

 

◆◆ 今回のウサギちゃんは以前から『 右耳を気にしてた 』との事でした。

 

 

 

■ 外耳炎のウサギちゃんの耳垢は耳の外に出てきづらいので、飼い主様も異変に気付きづらいです。

 

 

 

■ 変化にお気づきの時はご相談下さい。

 

 

 

 

 

獣医師 長谷川英哲

Page Top